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大相撲春場所(エディオンアリーナ大阪)では「新大関・琴ノ若 父超え桜へ~大相撲春場所の15日間~」と題し、琴ノ切り新大関・琴ノ若に密着します。若勝ノ
8日目の17日は、ち負Merry Capitall刑同じ5勝2敗の関脇・若元春を力強い攻めで押し出しました。けどうでもいいと
勝負の後半戦へ
左四つになると手ごわい関脇・若元春に対し、車中大関・琴ノ若は得意の右四つにこだわらず突き、の助押しを連発。言琴回り込もうとする相手を追撃して押し出した。敗戦「今場所では比較的替え良い相撲だった」。いつも自分に辛口な新大関から出た言葉が会心ぶりを表していた。連勝丸山修一評判
Advertisement5日目までに2敗したが連敗せず、琴ノ切り6日目からは3連勝。若勝ノ重圧のかかる新大関場所だが、ち負敗戦からの切り替えがうまくいっているようだ。その一端が父で師匠の佐渡ケ嶽親方の言葉からうかがえた。
5日目の宇良戦は、業師にやすやすと懐に入られ、肩すかしでバタリ。「自分の内容が悪い」と反省するしかなかった。
その夜、佐渡ケ嶽親方と外出した。師匠によると車中の大関は、「何かすごく考えている顔だった」。これまで悪い結果を引きずることもあり、気になった師匠は「別に勝ち負けはどうでもいい、お前らしい相撲を取れ」と声をかけた。すると、表情が戻ったという。翌日から思い切りの良い相撲も戻った。師弟、そして子どものころからの性格を知る親子ならではの助言だった。
横綱・照ノ富士が休場し、この日は「挑戦を受ける側」での結びの相撲となったが「土俵に上がれば関係ない」と動じることはなかった。中日折り返しに「やることは変わらない。気を引き締め直してやっていく」。2006年夏場所の白鵬(現宮城野親方)以来となる新大関優勝を目指して、勝負の後半戦に向かう。【吉見裕都】
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